2022/01/19 18:10

どうも、どうも。
Five O'clock GolfのKuramotoです。

 

いや~月曜日の話なので少し時間は経過していますが、松山選手やりましたね~。
最終日を迎えた時点で首位に2打差と逆転にはちょうど良い差だとは思っていましたが、まさかまさかの展開だったと思います。


内容は皆さんご存じだと思うので割愛させていただきますが、松山選手の怖さ(強さ)が存分に出た最終日だったと思います。

海外の報道で「松山はヘンリーを壊した」という表現をみました。
僕の印象も全く同じで、ヘンリー選手は今後松山選手に勝てないのではないか?と思うような感じでした。


皆さんはどのように感じましたでしょうか?

 

2022年の松山英樹にはゴルフをしない方も是非ご注目ください。
もしかしたら、とんでもないことをしでかすかもしれません。

 

まずは宣伝をさせてください。
初心者、初級者の方が真っ先に思うこと。
とりあえず打てるようになりたい、迷惑をかけないようになりたい、早く上手くなりたい。

想像してみてください。
何も知らない状態で数か月練習するのと、クラブの使い方、体の使い方を知った状態で数か月練習するのと、、、。
何もない状態よりも数段良いことがイメージ出来ると思います。

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だからと言って、よく分からないものに数万円かけるのは、、、と思いますよね?
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内容は「ゴルフ♪初心者、初級者に見て欲しい!ベテランの方は是非教えてあげてください!」です。
題名ですべて伝えたいことを書いています(笑)
興味がある方は是非!

 

 

では今回は「戦略と作戦と戦術」というテーマで書いてみたいと思います。
先日の松山選手の戦いぶりから思ったことです。

 

では、よろしくお願いします。

 

▼戦略と作戦と戦術

戦略を練り、作戦を立案し、戦術をもって戦う。

 

要は目的を達成するために大きなシナリオを描き、その目的を実現するための作戦を立てて、実現するための戦い方をもって進む。

 

そんなイメージです。

松山選手の最終日の作戦変更

以下はあくまでも僕の考えなので、実際の松山選手が何を考え、何を思いまわっていたのかは分かりません。

 

今回の松山選手の戦略は、
「18番ホールまでにタイか1打リードして迎える」
だったと思います。


そして、その作戦は、
「好調だった3日目までのゴルフであれば十分追いつけるので、無理をせず1ホール1ホール確実に進めていく」


そのためのプランは、
「相手よりも先にスコアを落とさない」
だったと考えています。
♯おそらくですが

 

しかし、9番を終えて2打差だったらその差が5打差にまで広がっていました。

 

ヘンリー選手のゴルフがいわゆる”ゾーン”に入っていた状態で、打つショットすべてがピンに絡んでいました。

 

そして、僕が思うキーポイントの10番ホールです。

 

少し距離はありますが、風次第でワンオンも狙えるパー4の設定の10番ホールですが、この日は乗せるまではちょっと厳しい風向きでした。
3日目までの松山選手はFWなりUTで、次に打ちやすい場所を狙ってレイアップしていました。
しかし松山選手はドライバーを抜き目の覚めるような、気迫のこもったショットを放ちました。
あの打球音は現場でいた方は驚いたのでないかと思います。


おそらく、ヘンリー選手の心にくさびを打つようなショットだったと考えています。

 

では何故3日目まで持たなかったドライバーを打ったのか?


それは作戦の変更だったのではないかと。

 

ヘンリー選手が”ゾーン”に入っていると考えた松山選手は、無理をせず1打1打確実に進めていく作戦を、ゾーンに入っているヘンリー選手を現実の世界へ引きずり戻すものに変更しました。

 

そこからのヘンリー選手のアップアップぶりは皆さんもご存じの通りですが、とどめを刺したのが13番パー4のドライバーショットだった思います。

 

右ドッグレッグこのホールは通常バンカーを避けて、左サイドへ狙っていきます。
しかし松山選手は、キャリーで300Y近く必要であろうバンカー超えを狙い、またもや見事なショットで残り176Yの地点まで運んでいきました。


一方、セオリー通り左サイドを狙ったヘンリー選手のボールは少し左へ行き過ぎ深めのラフへ入れてしまいました。


しかも、残り230Yを残していたのでグリーンを狙える状況ではありませんでした。

 

このホールはお互いパーでスコア上の差は埋まりませんでしたが、ヘンリー選手は松山選手を意識せざる負えない、完全にゾーンから引きずり出された状態になったと思います。

 

あとはご存じの通り運命の18番ホールを迎え、そして、プレーオフで逆転優勝となります。

 

▼最後に

今回は松山選手の見事な作戦変更だったと思います。


上記でも述べましたが、勝手な僕の考察なので本人がどう考えていたのかは分かりませんが、トップと2位の選手が一緒に回るというマッチプレーのような感じだったので、相手をなぎ倒す松山選手の気迫を感じたプレー内容だったと思います。

 

しかし、こうやって分析してみて思ったのですが、元々定評のあるアイアンショットに、あの迫力のあるドライバーショットを身に着け、あまりよくなかったパッティングが決まりだすと”無双”状態になりますね。

 

では~