▼まずはコック
皆さんはコックを正しく理解していますか?
この手の記事を読むということは、ゴルフリテラシーが高い方だと思うので、「そんなの
知ってるよ」という方もいらっしゃると思います。
しかし、そういう方でも改めて知ってもらうこともいいと思います。
なんか聞いたことがある!という方は、この機会に是非マスターしてみてください。
▼腕の構造
まずは腕の腕の構造から見て行きましょう。
・手首は360°自由に動く
・肩も360°自由に動く
・肘は一方にしか動かせない
これはほぼ全ての人に当てはまることだと思います。
じゃあ、問題となってくるのはどの方向で、手首、肘、肩はどんな感じで動かすと良いのか?です。
▼本題のコックです
上記で手首、肩は360°、肘が一方方向と分かりました。
ポイントとなってくるのは、肘だけ動きが制限されているということです。
ここでなるほど!と思った方はナイス!です。
肘の折れる方向に手首、肩を合わせるしかないんですね。
少しアドレスの復習を。
アドレス時右肘は上方向(肘が下)に折れるようにセッティングしていると思います。
ということは肘の折る方向は決まりました。
▼実践してみよう
クラブは持って持たなくてもいいのでグリップの形を作り、立ったままの状態で腕を伸ばしてみてください。
折る方向は分かったと思うので、手首を肘が折れる方向へ折ってみてください。
クラブを持っていればヘッドは真上にあると思います。
なければ、両手親指が真上を向いていると思います。
そのとき、右肘は少し手首と同じ方向に曲がっている状態です。
分かりやすく言うとこのような感じです。
これで7、8割は合っているのですが、実は折る方向は真上ではないんです。
▼コック方向とは?
真上では7、8割だとお話させてもらいました。
じゃあ、どこだ?ですよね?
結論です!イメージは「V字」です。
もう少しわかりやすく言うと右肩方向です。
トップの形をイメージしてもらうと分かりやすいと思いますが、左肘は伸びた状態、右肘は曲がった状態になっています。
やってみて頂くと分かると思いますが、右肘のみ曲げていくと自然と右肩方向へ向かっていくと思います。
難しい話は置いておいて、右肘だけ曲げることにより腕の長さが違ってくるので、右肩方向へ向かっていくわけですね。
▼まとめ
いかがだったでしょうか?
文字起こしをすると少し分かりにくい部分もあるかと思いますが、頭でイメージしながらすることも良いとおもいます。
知っていた方も知らなかった方も、コック方向は次回お話しする“アンコック”に繋がっていくので、是非マスターしてみてください。
あ、ノーコック打法?なるものもあると思いますが、僕はやりませんしお客さんにお伝えすることもありません。
あしからず、、、
では!